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1. 戦後の日本

戦後驚異的な発展を遂げた私達の国日本は、歴史上まれにみる平和と豊かさと繁栄を私達にもたらしました。 その間、冷戦と言われる東西問題や、南北問題、民族・宗教問題などに起因する様々な戦争や紛争が世界では数多く発生してきましたが、私達日本人は、外交や安全保障、日本の未来などの問題について、国民レヴェルでは政府や官僚に、国のレヴェルでは主にアメリカにそれらの問題を丸投げし(目をそらせ?)、経済活動に専念する事が出来ました。

1989年にベルリンの壁が崩れ、東西冷戦構造が崩壊した時世界は大きく動き、各国とも世界の新しい秩序とルール、自国の未来や、繁栄の道筋などについて真剣に考え模索を開始しましたが、日本ではバブル景気に浮かれ、バブルが終焉した後も問題を直視せず、目先の痛みを恐れ改革を先延ばしにし、結果、信じられないかもしれませんが私達の国日本は現在破綻の一歩手前の危機的な状況に置かれています。


2. 危機的状況

現在の日本は370万円の年収のある家庭が、6400万円の借金をすでに抱えながら、贅沢をやめようとせず、子供や孫たちの名義で借金を繰り返して不足分や借金の返済をまかないながら毎年920万円以上の生活(支出)を続けている、借金地獄に陥っている家庭と同じ状況で、誰が考えてもこのままでは破局は免れません。それでも政府や官僚のみならず私達国民も現実から目をそらせ、抜本的改革を行えずにいます。問題は累積する借金の返済は生活を享受している本人が行うのではなく、若い人たちや子供たちに転嫁している事であり、このままでは子供たちの明るい未来はなくなります。(数字は平成22年度の一般会計予算ベース)

このような状況から、日本の国債や円の国際信用力がクラッシュする事はもはや現実的な可能性であり、そうなってしまえば国民の財産は一瞬にして紙くずとなり、エネルギーや食料を輸入に頼っている日本は直ちに困難に陥り、スーパーやコンビニに商品がなくなる、GSでガソリンが買えない、携帯電話が使えなくなる、治安が悪化するなどの問題に直面する事になります。


3. 道州制の実現

私達はこのような危機的な状況を招いた原因の本質は、先進国でも例をみない肥大化した強大な日本の中央集権システムと、強いものにぶら下がり、No!と言えない国民の意識にあると考えます。私達は巨額の借金や負の遺産を、若者や子供たちの未来に転嫁することなく、結果責任のある私達大人が、たとえ痛みをともなってもなんとか改革・解消しなければ、との信念から、様々な方法や可能性について話し合い、検討してきました。その結果、巨大な中央集権システムを解体し小さな中央政府を実現し、私達国民と地方が自立して国を支える道州制の日本の実現こそが、真に可能性と実効のあるグランドデザインであることを確信しました。

現在日本の中央集権システムは修復不能の制度疲労に陥り、地方や企業もその活力や競争力を失っていますが、シンガポールやスイス、デンマークのように300万人−700万人規模の人口で自立し、健全な経済・財政を運営している国やマルタ共和国のように37万人規模の国も多くあり、中央への依存から自立に発想を変え知恵を出し合えば、道州制実現後の日本の州や市も自立する事が可能です。産業や経済のみならず、教育や福祉と言った問題でも、各エリアで自立して真剣によりよいシステムを模索していけば、必ずそこには活力と希望が生まれてくるのです。


4. 自らの行動で実現する道州制

明治以来続いてきている先進国の中でも例を見ない強大な中央集権システムによって、中央政府は巨大化し、官僚と共に強大な権力(税金の配分権、許認可権他)を握っています。地方や私達国民も自立するよりぶら下がっていたほうが楽な事もあり、とりあえず自分の身に関わる大問題にでもならない限り現実から目をそらし、放置してきてしまっているのが現状です。

1人でも多くの国民が、日本の危機的な状況を認識し、解決方法や未来について考え、何が問題で、なぜ道州制の実現が有効なグランドデザインのひとつなのかを考えてもらう事、声をあげ、No!と言い、できる範囲で何かしらの行動を起こし、道州制実現の世論を高め、マスコミを巻き込み、各自治体や地方も中央からのぶら下がりをやめ自立する事を決意する機運を高めていく事によって、道州制の実現は可能となります。


5. 若者よ行動をおこそう!

今後ますます少子化高齢化の進む日本の社会において、間違いなく若者や子供たちが社会を支える為の負担は増加していきますが、加えて放置し未来の世代に転嫁しようとしている国と地方と官僚による巨額の借金により、日本の若者や子供たちの未来はとてつもなく暗く、重く、不公平なものになりつつあります。

目先は豊かで自由な良い社会と感じているかもしれませんが、このままでは負担は間違いなく若者や子供たちの上にとてつもなく重くのしかかります。 日本が破局を迎える日まであまり時間的余裕はないかもしれません。いったん破局が始まれば豊かさも、自由も、治安もあっという間に崩れ始め、そのリスクと苦しみを背負うことになるのは間違いなく若者と子供たちなのです。

今こそ若い人たちが真剣に自分の未来や国の将来のことを考え、「冗談じゃない!」と声をあげ、何らかの行動をおこし始めなければ何も変わりません。 いつの時代でもどこの国でも大人たちの作った状況や未来に No!と言い、ブレーキをかけ、改革や革命をおこしてきた原動力は若者の行動なのです。


道州制推進連盟は若い人たちの参加と行動を期待します!





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