最近の注目情報201210月)

 

1.「関西州」のグランドデザイン策定へ始動 大阪都は1千万人超? 府市統合本部

2012年9月26 サンケイビズ)

 将来の関西州を見据え、大阪府市統合本部のグランドデザインプロジェクトチーム(PT)が、大阪を中心に関西圏全域を対象とした街づくりの在り方に関する「グランドデザイン・大阪都市圏」と題した将来像の策定を始めたことが25日、分かった。6月策定の「グランドデザイン・大阪」の拡大版で、大阪都移行後を見据え、関西州の未来図を描くとしている。

 

 

2.道州制 薄れる関心

201210月4日 朝日新聞/熊本)

 道州制への県民の関心がなかなか盛り上がらない実態が、県公表の「県民アンケート」の結果から見えてきた。熊本市が「州都」になることへの意見を尋ねる質問では「なってほしい」が33%と、2年前に比べて18ポイントも減少。州都を目指す蒲島郁夫知事との「熱意」の差が浮き彫りになった。

 

 

3.維新「みんなと連携」 選挙協力模索、第三極結集図る

201210月5日 毎日新聞/大阪)

 新党「日本維新の会」代表の橋下徹大阪市長は4日、次期衆院選での連携協議が事実上頓挫していたみんなの党との関係について、「一つの固まりとして有権者に選択肢を提示するのが本来のあり方だ」と記者団に述べ、選挙協力を含め連携を模索する考えを示した。民主、自民両党に対する「第三極」の結集を図り、存在感を高める狙いがあると見られる。

 

 

4.「道州制で立て直しを」 権限・財源、国から地方へ移譲を 石井正弘知事、インタビュー

201210月5日 毎日新聞/岡山)

◇借金返済の4期16年

 4期目の任期を来月終えて退任する石井正弘知事(66)が毎日新聞に対し、「借金返済に追われた4期16年間だった」と総括した。「独自の財源を持てないつらさが身にしみた」と振り返り、「“国のかたち”を変えないと日本の将来は見通せない。権限と財源を国から地方に移して道州制で立て直すしかない」と提言している。