最近の注目情報(2021年7〜8月)
1.「横浜独立」で神奈川県は困らないの?−県と市はよきライバルに
(2021年8月3日 松沢 しげふみ ブログ 選挙ドットコム)
第3に、人々の生活圏や経済圏は拡大していますので、広域機能を発揮するには、明治以来の47都道府県体制は古くなっており、道州制などへの転換が求められています。神奈川県についても、首都圏連合(1都3県)の強化や道州制への転換を進めるべきです。まさに私が知事時代に追求したのは、この広域化の方向です。
2.福岡県宇島市はたった4日で消滅! 時代とともに消えた"市区町村名の謎"に迫る
(2021年8月12日 BOOK STAND)
そこで紹介したいのが、歴史作家で徳島文理大学教授も務める八幡和郎氏の著書『消えた市区町村名の謎 地名の裏側に隠されたふるさとの「大人の事情」』(イースト・プレス)。八幡氏が全国1万5000に及ぶ市区町村のデータを徹底分析し、誰も知らないような"地名にまつわる雑学"を本書で取り上げている。
これまで多くの地域で合併が繰り返されてきたが、決定する際に哲学的思想は持ちあわせておらず「たまたま合併の合意に達したから実施する」という形になっているそう。そのため八幡氏は、以下のように持論を展開。
「道州制を実施するとともに、都道府県と市町村を再編成して全国を数百の基礎自治体にし、その内部でさらに市町村などを設けるかどうかは地元の意思に委ねるのがいいのではないかと思っています」(本書より)