最近の注目情報(2019年3〜4月)
「それでも消えない不安」 今後も政争が繰り返されるのか?
(2019年4月8日 現代ビジネス)
○なぜ松井・吉村は勝ったのか
「維新のおかげで、なんとなくよくなっている」という感覚が、その本当の理由はさておき、大阪の若年層・無党派層の間では広がっているのである。
選挙のテクニックという面から言っても、結果的には府知事と市長の辞職・再出馬が効いたといえる。イシューを絞ったことで、維新が得意とする「改革派
vs. 抵抗勢力」の構図を作り出し、戦いを有利に運ぶことができたからだ。
○結局、無意味な選挙だった?
最後に少し私見を述べれば、都構想や道州制をはじめ、維新が掲げるような地方自治改革や見直しの動きそのものは、令和の時代に日本という国の構造が大きく変わる中で、これから全国的にも議論する必要が出てくるだろう。
(2019年4月9日 産経新聞/宮城)
村井嘉浩知事は8日の定例会見で、「大阪都構想については大阪府民が決めること」とした上で、「行政の無駄をなくして小さな自治体、国づくりをするべきだという考えは私も一致している。大阪都構想が道州制への一里塚であるなら、私は必要なことではないかと思う」との考えを述べた。
3.大阪都構想は新しい時代の維新 二重構造解消で大阪全体を大きな都市へ
(2019年4月16日 ニッポン放送)
○時代や生活に合わせた議論をするべき
飯田)それこそ100万人に満たない県もあれば、何千万人という都道府県もある。一言で都道府県と言っても格差があるし、そうなるともっと大きく道州制にするべきなのかという話にもなりますね。
有本)そういう議論をすべきだと思います。だって廃藩置県の頃は、人は歩いて生活をしていたのですよ。いまと移動距離がまったく違うではないですか。そういう点でも大きな議論をすべきだと思いますね。その機会を、大阪都構想をもう1度盛り上げることで全国に波及させるというのであれば、ある意味で新しい時代の維新ですよね。
ニッポン放送「飯田浩司の OK! Cozy up!」(4月16日放送)