最近の注目情報(2012年11月)
1.ドグマの都構想案 (【橋下徹を語る】2 堺市長・竹山修身氏)
(2012年10月15日 産経ニュース)
「大阪都構想」という考え方も、二重行政を解消していくという考え方も是としている。
しかし、なぜ堺を分割する必要があるのか−。その点なんです。
橋下さんは30万から50万が最適の都市規模であり、大阪市を8つか9つに分割する案を考えている。それは一つのドグマ(独断)でしかない。
周辺の自治体と合併して今の政令市の堺市になったが、今の規模こそ堺の地域連帯感が共有されていると思う。堺が分割されたら住民の地域連帯感も分断されることにならないか。
2.迷走する新潟州構想 明確な未来像見えず
(2012年10月18日 毎日新聞/新潟)
「県と政令市の合併」を明言し、「州」という都道府県の概念を超えた響きはインパクトは大きかった。しかし1年半以上たち、新潟州構想は議員、産業界、各市町村から相手にされなくなっている印象がある。そこには「新潟州」の名が独り歩きし、実態が定まらないという実情がある。
3.日本維新公約判明!「キャリア官僚は40歳定年」…
(2012年10月26日 産経新聞)
日本維新の会が次期衆院選で掲げる公約の原案が26日、明らかになった。
4.全国知事会議 道州制論議 宮城知事、慎重派と応酬
(2012年11月3日 河北新報)
政府主催による知事と野田佳彦首相らとの意見交換に先立ち、2日午前にあった全国知事会議では、道州制へのスタンスをめぐり、推進派の村井嘉浩宮城県知事と慎重派の知事が持論をぶつけ合う場面があった。
5.道州制 財源論でズレ表面化 村井宮城知事、橋下大阪市長
(2012年11月6日 河北新報)
地域主権型道州制の導入を目指す道州制推進知事・指定都市市長連合の共同代表に就く村井嘉浩宮城県知事と、政令市側共同代表の橋下徹大阪市長の間で、微妙な擦れ違いが表面化してきた。消費税をめぐる財源論で互いの主張が折り合わない。橋下市長は地方税化を掲げるが、村井知事は慎重姿勢を示す。東西を拠点とする両代表の意思疎通が課題になりそうだ。
6.長野県知事、道州制移行に否定的
(2012年11月8日 中日新聞)
阿部守一長野県知事は七日、都道府県を再編して道州制へ移行することについて「全国一律に線を引き直すのは問題解決にならない。今の段階で道州制に進むことは否定的だ」と話した。長野市内で開かれた県町村会と県町村議会議長会との意見交換の場で明らかにした。
7.道州制首長連合、新共同代表に宮城知事就任
(2012年11月13日 河北新報)
宮城県の村井嘉浩知事は12日、道州制実現を目指す知事と政令指定都市市長でつくる「道州制推進知事・指定都市市長連合」の共同代表に就任した。前任の石井正弘前岡山県知事が11日付で知事を退任、後を継いだ。
もう一人の共同代表は橋下徹大阪市長で、村井知事は就任を控えた5日の記者会見で「なるべく早く橋下氏と話し合い意見を集約したい」と述べ、衆院選をにらみ各政党への働き掛けを強める意向を示していた。